カハール介在細胞の異常に警戒ネキシウムやストッパを

カハール介在細胞は消化管に広く分布していて、消化管の運動リズムを生み出す役割とともに、調節も行っています。まれに異常な増殖を起こすことがあって、腫瘍になる場合があります。食道や胃そして大腸や小腸などの消化管の壁に、タンパク質異常などによって粘膜下にある筋肉層であるカハール介在細胞が影響して腫瘍ができる仕組みです。

ネキシウムという薬は胃潰瘍や逆流性食道炎など、消化管に炎症が起きたり潰瘍が発生した時に処方される薬です。ネキシウムを飲んでいると胃がんの症状を隠してしまうことがあるので、カハール介在細胞に腫瘍ができている人がネキシウムを飲むことは用心しなければなりません。悪性腫瘍に気づくことが遅れる可能性があります。

下痢などになって市販のストッパなどで胃腸の調子を整える人も多くいますが、ネキシウムは飲み合わせも注意しなければならない薬です。ストッパも作用する範囲が胃や腸であり、有効成分が失われたり、過剰に作用することもあるからです。市販薬を用いるときには医師に確認してからの方が良く、ストッパに含まれている成分も注視しましょう。

ネキシウムを長期間服用を続けるときには、定期的に内視鏡の検査を受ける必要があります。炎症を良くしてくれる薬ですが、良性な胃ポリープができる可能性があるためです。また、肝機能や腎機能にも影響を与えることがあるため、血液検査を受けて白血球などの数値に異常が出ていないか確かめる対応も行います。

高齢者の人は服用に慎重にならなければならないので、自分が処方を受けていないネキシウムを飲んだりしないようにして、診断を受けることが大事です。薬の影響で気管支痙攣や咳、呼吸困難などになってしまうと高齢者には大きな体の負担になります。